尾張旭市三郷町の「うりすクリニック」 医院からのお知らせです。

11月15日尾張旭市立学校給食センターで「食物アレルギー対応　家庭では　学校では」というテーマで講演をしてきました。尾張旭市の小学校では、鶏卵・牛乳の代替食提供だけではなく、「鶏卵、牛乳、小麦、エビ、カニ、そば、落花生」除去給食が月２回あります。食物アレルギーの子供も同じ給食を食べられる機会をつくるためです。食物アレルギーの子供とそうではない子供の相互理解が育まれることが望まれます。イギリスで牛乳アレルギーの子供がTシャツの中にチーズを投げ込まれアナフィラキシーを起こし死亡したという痛ましい事件がありました。いたずらかいじめかわかりませんが、アレルギーのない子供にも食物アレルギーを正しく教え、お互いに理解し助け合うこと、共生を重んじる、こんな食育が進めば、イギリスでの事故は未然に防ぐことができると期待されます。