医院ブログ

2025.02.18

歯周病の症状と予防法

歯周病の症状と予防法

こんにちは!

うりすクリニック、歯科院長の宇理須広太郎です。

今回のブログは『歯周病の症状と予防法』についてです。

多くの人が気づかないうちに進行してしまう「歯周病」についてお話しします。歯周病は日本人の成人の約8割がかかると言われており、放っておくと最悪の場合、歯を失う原因にもなります。そこで、歯周病の主な症状と、日頃からできる予防法をわかりやすくまとめました。ぜひ最後まで読んでください!

歯周病の症状

歯周病は、進行度によって「歯肉炎」と「歯周炎」に分かれます。

  1. 歯肉炎(軽度)

歯茎が炎症を起こし、赤く腫れたり、歯磨きのときに出血しやすくなります。この段階では痛みがほとんどないため、自分では気づきにくいのが特徴です。

  1. 歯周炎(中等度~重度)

歯肉炎が進行すると、歯を支える骨(歯槽骨)が徐々に溶けていきます。

・歯茎が下がる(歯が長く見える)

・口臭が強くなる(細菌の影響)

・歯がグラつく(歯を支える骨が減るため)

重度になると、最終的に歯が抜けてしまうこともあります。

歯周病を予防策

  1. 正しい歯磨きを習慣にする

歯周病の主な原因は歯垢(プラーク)です。歯垢をしっかり取り除くために、以下のポイントを意識しましょう。

・歯と歯茎の境目を丁寧に磨く

・力を入れすぎず、やさしくブラッシング

・デンタルフロスや歯間ブラシを活用する

1日2回以上、時間をかけて丁寧に磨くことが大切です。

  1. 生活習慣を整える

歯周病は、日々の生活習慣とも深く関係しています。

・栄養バランスの良い食事をとる(野菜や乳製品を意識)

・タバコを控える(喫煙は歯茎の血流を悪化させる)

・ストレスをためない(免疫力低下を防ぐ)

これらを意識するだけでも、歯周病のリスクを減らすことができます。

  1. 歯医者さんで定期的なプロクリーニングを受けよう

定期検診を習慣化し、口腔内を清潔に保ちましょう。

・歯医者さんでの定期的なクリーニングを受ける

・定期検診での虫歯の早期発見・早期治療する

・先生や歯科衛生士からのアドバイスをもらえる

多くの人が気づかないうちに進行してしまうのが『歯周病』です。

しっかりと定期検診を習慣化していきましょう。

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