3月15日週刊誌「女性セブン」にうりすクリニックの食物アレルギーに対する経口免疫療法が掲載されました。経口免疫療法は原因食品を少量から徐々に増量することによって食べられる量、つまり、耐性量を増やしていく治療です。食物アレルギーの患者さんにとって、除去していた食品を普通に食べることができるわけですから、非常に魅了的な治療です。しかし、アレルギー症状がでるリスクがあるわけですから、慎重に行う必要があります。目的量まで達するのに半年から1年、中には数年かかります。さらに、その後も維持するために、週に数回食べ続けなければなりません。対象は、年齢が大きくなっても治りにく患者さんやアナフィラキシーのような重症な症状をもった患者さんが対象です。関心がある方はクリニックへ相談に来て下さい。
うりすクリニック 名誉院長 宇理須厚雄