アレルギー科・小児科ブログ

令和7年4月10日 尾張旭市の旭丘小学校で食物アレルギー急性症状時の対応(エピペン講習など)研修の講師として参加しました。20人近い先生が集まられ熱心にロールプレイ研修などを受けられました。これで園・学校での出前研修は3回目です。これからもお声かけして頂ければ喜んでお引き受けします。
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百日咳の患者さんが増えています。 2週間以上続く長引く咳に加えて、突然の咳き込み、咳き込みによる嘔吐など、嘔気、嘔吐を伴うような頑固な咳嗽が遷延することが多いのですが、軽症例もおられます。 日本小児科学会は予防としてワクチンを推奨しています。 現行の定期接種は生後 2か月から5種混合(あるいは4種混合)が開始され、0...
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重症アトピー性皮膚炎の薬物療法は急速に進歩しています。アトピー性皮膚炎は寛解導入療法(ほぼ湿疹がない程度に落ち着かせる)と維持療法(プロアクティブ療法とも呼ばれ、多少の悪化は見るが、ほぼ寛解状態を維持する治療)に分けられます。いずれにも、ステロイド軟膏や非ステロイド軟膏(タクロリムス軟膏(プロトピック軟膏)」デルゴシチ...
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スギ花粉やヒノキ花粉の飛散がここ数日で急増しています。鼻水、鼻づまり、くしゃみ、目のかゆみや充血で受診される患者さんが増えています。坑ヒスタミン薬の内服、ステロイド薬の点鼻液、坑ヒスタミン薬やステロイド薬の点眼でコントロールを目指します。さらに、外出時のマスク、帰宅時の洗顔、洗濯物の室内干しなどのアレルゲン対策も大切で...
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